エコラ倶楽部として、毎年最初のイベントとなる『エコラの森の間伐作業』が、4/3(水)~4/6(土)に開催されました。イベント前半は、霧に覆われた薄暗いコンディションが続きましたが、最終日は晴天に恵まれてポカポカの作業日和となりました。
エコラ倶楽部が、原村中新田区の森を管理させていただき始めてから、なんと今年で15年!混みあった木々をバランス良く間伐すべく、伐期を迎えた大きな赤松や唐松を、今年も会員の皆さま総出で切り倒していきました。
切り倒した木は、薪ストーブの燃料として、みんなで切って、割って、チームワークで運んでいきます。長くその地で育った木々への感謝を忘れることなく、エコラの森からの「恵み」を自然の燃料=エネルギーとして、今年の冬も大切に使わせていただきます。
そして、コチラも忘れてはなりません!最終日の目玉イベントとして、午前はKURIMOKUさんによる「伐倒デモンストレーション」、午後はくらしてさんによる「三つ紐切り体験」が行われました。特に三つ紐切り体験は、機械に頼ることなく、人力を基本に時間をかけて伐倒していく、昔ながらの伝統的な伐倒手法です。
みんなで力を合わせて、健全な森を保ち、大切に守り、育てていく。陽が深く差し込み、風通しの良い森は、多様な生物の住処として育まれます。林立する都会のビル群ではなく、正真正銘の「森」の中で、木々と人々の歴史と営みを知る、素晴らしいイベントが今年も無事に終幕しました。